風ノ環~かぜのわ~ とは

はじめに

 
2009年、声優の事務所仲間二人で、
上橋菜穂子氏著「狐笛のかなた」を上演すべく、演劇ユニットを結成。
当時は「風ノ環~fu-ring~」という団体名で活動。


上橋菜穂子氏と出版社のご了承を得て、
中野ザ・ポケットにて「狐笛のかなた」を上演。


以降、年間1本ペースでの公演を実施。
過去に本公演2作品、2人芝居2作品を上演。

劇団での活動のほか、個人での他劇団への客演、
外部制作などで、様々な公演に参加。


2012年にメンバー一人が脱退し、
間宮知子を主宰とする個人ユニットとなるも、
ユニットとしては5年間の活動休止に入る。
その間、客演、殺陣イベントへの参加、
制作チーフとして舞台に関わる。


その後、「ちょっかい王」の主宰であり、
古くからの友人であった柴原麻里子を迎え、

2017年より、「風ノ環~かぜのわ~」と名を改め
新たに活動を再開。

2018年に、第三回公演 『羅生ノ鬼~地に咲くは、かくも美しき桃の花~』 にて再始動公演を果たす。


主宰よりご挨拶

 
はじまりは、
上橋菜穂子さんの著書『狐笛のかなた』を舞台化したい──、
という想いでこのユニットは生まれました。

しかし、この作品を通して

と自然とを繋ぐ“何か”、人と人とを繋ぐ“何か”──
 
私たちがどこかに忘れてきた、その“何か”──

ふと、思い出すような作品、小さな物事が愛しくなるような作品を

これからも生みだしたいと、もっともっと作りだしたいと思ってしまいました。

活動を休止していた間も、その思いは消えず、
2014年、新たなメンバーとともに、また動き出しました。

2017年。
風ノ環~fu-ring~ から 風ノ環~かぜのわ~へ。

そして、2018年。
今まで支えてくださった方々、
そして、風ノ環~fu-ring~の作品を愛してくださった方々へ
心からの感謝を込めて、念願の第三回公演を上演いたしました。

『羅生ノ鬼~地に咲くは、かくも美しき桃の花~』

ここから、新しい一歩を踏み出し、また新たな風をお届けしたいと思います。

主宰 間宮知子

風ノ環の日々を綴ります

公式Blog『かぜのわ通信』